週末ロングランを成功させる3ステップ食事術【前日夜〜当日朝】

「今夜何を食べればいいかわからない」——週末ロングランを前にそう感じている方は少なくないはずです。栄養準備を間違えると、せっかくの練習が台無しになります。この記事では、前日の金曜夜から当日朝までにやるべき食事・水分管理を3ステップで解説します。今夜から実践できる内容だけに絞りましたので、ぜひ参考にしてください。

【STEP 1】金曜夜の食事でエネルギータンクを満タンに

前日夜の食事は翌日のパフォーマンスを左右する最重要ポイントです。白米・うどん・パスタなど消化のよい炭水化物を普段の1.5倍程度に増量しましょう。玄米・雑穀米は消化に時間がかかるため前日は避けるのが無難です。

  • 主食を増量:白米2杯・うどん・パスタ(トマトソース)など消化のよい炭水化物を中心に。
  • 脂質・食物繊維は控える:揚げ物や生野菜の大量摂取は翌朝の胃の重さにつながる。
  • 就寝2〜3時間前までに食べ終える:深夜の大食いは消化器への負担と睡眠の質低下を招く。

「水だけでは不十分。電解質も補給する必要がある。運動で汗をかくと電解質も失われるため、水だけ飲むと体内の電解質バランスが乱れる」— 吉澤和宏トレーナー(Sterling Squad)

【STEP 2】当日の朝食でスタートの準備を整える

起床後の朝食はランスタートの3時間前が理想です。内臓に十分な消化時間を与えることで、走り始めの胃腸トラブルを防げます。

  • 消化のよい炭水化物:白米・食パン・バナナなど。全粒粉パンや生野菜は避ける。
  • 食べ慣れたものを選ぶ:当日に初めて試すものは厳禁。普段から試して体に合うものを把握しておく。
  • スタート1時間前の補食:バナナ1本・ゼリー飲料・おにぎり1個など軽量な補食が効果的。

「『普段と変わったことをしない』が鉄則。新しい食事を試したり食べすぎると、スタートから体が重くなる原因になる」— 森田 歩希コーチ(箱根駅伝2区区間賞/Sterling Squad)

【STEP 3】水分・電解質補給で脱水による失速を防ぐ

ランナーに多い失敗が「水だけ飲んでいる」ことです。運動で汗をかくと電解質も失われるため、水だけでは体内バランスが乱れてパフォーマンスが低下します。

  • 前日夜:500〜750mlの水分を就寝前にかけてこまめに補給。一気飲みは避ける。
  • 当日朝(起床後):スポーツドリンクや経口補水液で200〜300mlを補給し、電解質も同時に摂る。
  • 走行中:15〜20分ごとに150〜200mlを目安に補給。1時間超えのランには電解質入りのドリンクを使う。

まとめ:今夜から動ける3つのチェックポイント

週末ロングランの成功は、今夜の準備で8割が決まります。難しいことは何もありません。この3点を確認するだけです。

  • 今夜:白米やうどんなど消化のよい炭水化物を多めに。就寝2〜3時間前までに食べ終える。
  • 明朝:スタート3時間前に食べ慣れたものを普通量摂る。走行中の補給食も忘れずに持参する。
  • 水分:前日夜から電解質を含む水分をこまめに補給。水だけでは不十分と覚えておく。

食事・水分・睡眠の3つが揃ってはじめて、練習の成果が発揮できます。明日のロングラン、全力で楽しんできてください。

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この記事の監修・執筆

Sterling Squad コーチ陣。箱根駅伝優勝・区間賞経験を持つランナーと、オリンピック帯同経験のあるフィジカルトレーナーの知見をもとに、ランニング指導・コンディショニング情報を発信しています。