小学生ランナーの練習でやりがちなNG習慣5選|成長期の正しいケア

「一生懸命練習させているのに、なかなか記録が伸びない」「楽しく続けてほしいのに、最近つらそうに見える」——そんな悩みを抱えていませんか?成長期の小学生・ジュニアランナーには、親がよかれと思ってやらせている練習が逆効果になっているケースが少なくありません。この記事では保護者が見落としがちな5つのNG習慣と、子どもの体を守りながら楽しく速くなる正しい関わり方を解説します。

子どもの伸びしろを奪うNG習慣2選

NG習慣①「たくさん走らせれば速くなる」

小学生・ジュニア期に最も多い誤解が「走り込めば強くなる」という考え方です。成長期の骨・関節はまだ発達途中であり、過度な走り込みはシンスプリントや疲労骨折のリスクを高めます。量より「スピードが出る走り方の習得」を優先することが、長期的な成長への近道です。

NG習慣②「強豪校と同じメニューをやれば伸びる」

SNSや雑誌で紹介されているトップ校のメニューをそのまま取り入れるのは危険です。お子さんの体の作り・成長段階・現在の体力に合わせた強度と量が必要です。合わないメニューを無理に続けると、怪我で長期離脱するだけでなく、陸上そのものが嫌いになるリスクもあります。

保護者が気づかずやりがちな2つのNG習慣

NG習慣③「毎日休まず走らせることが強さにつながる」

成長期の体は練習と同じくらい回復も重要です。疲労が溜まったまま練習を重ねても効果は薄く、怪我の温床になります。週1回の完全休養や水泳などの代替運動を取り入れることで、かえって練習の質が上がります。

  • 週1回は完全休養またはクロストレーニング(水泳・自転車など)を入れる
  • 練習後は必ず静的ストレッチとケアのルーティンを確立する
  • 1か月以上疲労が抜けない場合はオーバートレーニングのサインと捉える

「走り込みより『スピードが出る走り』を身につける方が成長期の選手には効果的です。子どもが楽しくやることが最も大事であり、親のエゴで強制させないことも重要です」——森田歩希コーチ(箱根駅伝2区区間賞・総合優勝2回 / Sterling Squad)

NG習慣④「ウォームアップは軽く流せば十分」

動的ストレッチや走りのドリルは成長期に正しく習得できれば、少ない練習量でもスピードが引き出せるようになる重要な基礎です。肩甲骨・股関節・胸椎を丁寧に動かすウォームアップを習慣化することで怪我の予防と走りの質向上を同時に実現できます。正しい指導を受けたい方は、Sterling Squadの体験会はこちらからお申し込みください。

5つのNG習慣を正して子どもの記録を伸ばすためにできること

NG習慣⑤:靴は高価なものほどいいわけじゃない|成長期の足に合った靴選び3つのポイント

「高いシューズを履かせれば速くなる」は大きな誤解です。成長期の足は骨格が完成しておらず、クッション過多の高機能シューズが足本来の感覚を鈍らせることもあります。靴選びの基準は以下の3点です。

  • つま先に5〜10mm程度の余裕があること(成長を考慮した適切なフィット感)
  • 足幅に合っていること(横幅が窮屈なものはNG)
  • ソールが薄すぎず地面の感覚が伝わること(地面反力を感じながら走る習慣をつける)

NG習慣を正す2つ目のステップ:結果を強く求めすぎず小さな目標を積み重ねる

目標を小さく設定し、達成感を積み重ねることが長期的な成長の鍵です。

NG習慣を正す3つ目のステップ:アジリティ・動き作りで走りの土台を整える

小学生・ジュニア期はスピードの出るフォームを体に染み込ませる絶好の時期です。ラダーやミニハードルを使ったアジリティ練習を週2〜3回取り入れることで、走りの質が大きく変わります。この時期に基礎動作を身につけた子は、中学・高校で爆発的に伸びる可能性が高まります。

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