マラソンのペース配分はどう決める?失敗しない目標タイム設定の考え方

「前半飛ばしすぎて失速した…」
「逆に抑えすぎて余力を残してしまった」

フルマラソンで最も多い失敗の原因は、
👉 ペース配分のミスです。

体力や根性よりも、
“最初の10km”でレースはほぼ決まります。

今回は、市民ランナー向けに
失敗しないペース設定の考え方を整理します。


なぜペース配分が重要なのか?

フルマラソンは42.195km。

たとえば、目標がサブ4(3時間59分59秒)の場合、
平均ペースは約5分40秒/km。

もし前半を5分25秒/kmで入ってしまうと、

👉 15秒 × 20km = 5分の“借金”

後半でこのツケが一気に来ます。

マラソンは「貯金」よりも
借金を作らないことが最重要です。


まずは現実的な目標タイムを決める

✔ ハーフマラソンの記録から計算

一般的な目安として、

フルマラソン ≒ ハーフ × 2 + 10〜15分

例)

  • ハーフ1時間45分 → フル約3時間40〜45分
  • ハーフ1時間55分 → フル約4時間05〜10分

これが大きくズレる場合は、
スタミナや練習量の見直しが必要です。


✔ 練習内容から逆算する

  • 30km走を目標ペースで完走できたか?
  • LT走のペースはどれくらいか?
  • ロング走後半に余裕があるか?

練習とリンクしない目標は、
失敗の確率が高くなります。


おすすめは「イーブン」か「ややネガティブ」

イーブンペース

最初から最後まで一定。

最も安定しやすい方法。


ややネガティブスプリット

前半を少し抑え、後半に上げる。

市民ランナーには特におすすめ。

なぜなら👇
前半はアドレナリンで速くなりやすいからです。


市民ランナーがやりがちなミス

❌ スタート直後に流される

周囲につられて速くなる。


❌ 時計を見すぎて焦る

数秒のズレでリズムを崩す。


❌ 「今日は調子いい」と前半上げる

マラソンは調子がいい前半ほど危険。


実践的なペース設計例(サブ4)

目標:3時間59分
平均:5:40/km

おすすめ設計👇

  • 0〜5km → 5:45/km
  • 5〜30km → 5:38〜5:42/km
  • 30km以降 → 余裕があれば微調整

最初の5kmを“抑えた感覚”で入ることが成功の鍵です。


ペース配分は「戦略」

マラソンは根性勝負ではなく、

👉 戦略競技

です。

  • コースのアップダウン
  • 気温
  • 補給ポイント

これらを踏まえて設計することが重要です。


まとめ|成功はスタート前に決まる

  • ペース配分が最大の分かれ道
  • ハーフ記録から逆算
  • 借金を作らない
  • 前半は抑える勇気

「自分は後半型だから大丈夫」
ではなく、

👉 設計してからスタートラインに立つこと

これが成功への近道です。


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